目次
会話の名手・黒柳徹子さんの場合
前回に続き伝える力・コミュニケーション力についてお伝えします。
「徹子の部屋」と言えば、誰もが知っている長寿番組。
番組の魅力はもちろん、黒柳徹子さんのトークの面白さですよね。
徹子さんの会話の特徴は、質問相手の答えの
中に次の質問が潜んでいること。
そうすると会話が続きます。
それにテレビを観ていると、トークの相手が
徹子さんに好意を持ち話したがっていることが
わかります。
しかし、誰もが黒柳徹子さんになれるわけでは
ありません。
今回は、人見知りや会話が苦手な人でも
スムーズに会話できるヒントをお伝えします。
相手を思いやる話し方
「うまく会話しよう」なんて意識しなくて
いいんです。
ただ、相手を思いやる話し方や態度を
心がけましょう。
話すときは相手の目を見ましょう。
「自分の話を真剣に聞いている」と思い、
安心して会話が弾むきっかけになります。
下を向いたり、横を向いたレしていると
会話はそこでストップしちゃいますよ。
ハキハキ元気よく
相手が聞き取りやすい話し方も大事です。
ハキハキ話すことを心がけましょう。
相手が聞き取りやすい声の大きさとテンポを
意識すると、相手も心地よく感じお互いの距離も
グッと縮まります。
話の腰を折らない
相手の話の腰を折るのはNGです。
会話に水を差して会話もストップするばかりか
相手も不快に感じてしまいます。
質問したかったり、相手への共感を
伝えたかったとしても、
いったん話が終わるまで待ちましょう。
自分のことを優先させるのではなく相手に
気持ちよく話をさせるのも大事ですよ。
そうすると、会話もスムーズになりますよね。
聞き役に徹するのもOK
自分から話すのが苦手な人は聞き役に
徹するのもいいですよ。
自然に相手の会話を引き出すよう、
相手が楽しい、心地よいという雰囲気を
作ることができればOKです。
相手の目を見ながら、適度に相槌を打ったり
反応するなど、相手の話を真剣に聞いている
と態度で示せば、会話しやすい雰囲気に
なります。
うまく話せなくても、相手に歩み寄ろうという
姿勢を見せれば、コミュニケーションや
人間関係は良くなるものですよ。
会話のトレーニング
会話が苦手だからといって、自分の殻に
閉じこもるのはやめましょう。
とにかく、少しずつでも会話をする機会を
増やし、自分から話しかけるようにして、
会話に慣れるようにトレーニングすることが
大事です。
そうすれば、徐々に苦手意識も
薄らいでいきますよ。
会話は社会生活の重要なツールです。
少しくらいの失敗なんて、どうってことない。
喋りのプロのアナウンサーの私だって、
たくさん恥ずかしい経験をしています。
会話で人間関係が豊かになれば、
人生も豊かになりますよ。